GLOSSARY

用語集

本サイトで使っている用語を、やさしく解説します。

HSP

エイチエスピー

Elaine Aron が1996年に提唱した、外界の刺激を他人より深く処理しやすい気質のこと。感覚・感情・情報の入力に対して、神経系が「あわせて敏感」に反応する傾向を指す。日本では「ひといちばい敏感な体質」として紹介されることが多い。

別名:ひといちばい敏感な体質、Highly Sensitive Person

内向型

ないむきがた

エネルギーを内側で充電する気質のひとつ。人との関わりよりも一人の時間で回復しやすい傾向がある。HSP は敏感さの次元であり、内向型はエネルギーの得方の次元なので、両者は独立した概念。

別名:内向的、イントロバート

共感疲れ

きょうかんづかれ

他者の感情や困りごとを長時間引き受け続けることで、心の資源が枯渇していく状態。HSP は他者の感情を拾いやすいため、境界線を整える工夫が対処の中心になる。

別名:共感疲労、 compassion fatigue

感覚処理感受性

かんかくしょりかんじゅせい

HSP の背景にある生物学的な特性。音や光、匂いなどの感覚入力と、他者の感情などの社会的入力を、より細かく深く処理する脳の傾向。Aron らの研究で「他の動物にも広く見られる進化的な気質」と位置づけられている。

別名:SPS、Sensory Processing Sensitivity

与えすぎ

あたえすぎ

自分の限界を超えて相手の世話をしたり調整したりし続ける傾向。HSP は他者への気づきが細かいため、気づいた分だけ動いてしまいやすい。意図的に「聞くだけ」の境界を引くことが対処の柱になる。

別名:頼られすぎ、尽くしすぎ

空気を読みすぎ・合わせすぎ

くうきをよみすぎ・あわせすぎ

周囲の期待や雰囲気に合わせて自分を抑えがちな傾向。敏感な人は相手の表情や声の裏を読み取りやすく、無意識に調整してしまいやすい。小さな「いいえ」を練習することが対処の入り口になる。

別名:ピープルプリージング、同調圧力への過敏

比較疲れ

ひかくづかれ

他者の発信や成果と自分を比べ続けることで生じる心の疲れ。情報量が多い環境ほど起きやすく、HSP は細部まで印象に残りやすいため注意が必要。比較の対象を「昨日の自分」に置く工夫が有効とされる。

別名:SNS疲れ、他者比較

一人の時間

ひとりのじかん

外部の刺激から離れて自分のペースを取り戻す時間。内向型や HSP にとってはエネルギーを充電するために重要とされる。無理に予定を埋めず、空きを残すことが守りの基本。

別名:休息、リセット時間

小さな一歩

ちいさないっぽ

大きな目標を一度に追わず、今日の暮らしに入る大きさの行動を選ぶ考え方。迷いや疲れが強い時期ほど、15分で終えられる小さな選択が前に進む糸口になる。

別名:マイクロステップ、今日できる一歩

静かな自信

しずかなじしん

他者と比べず、自分のペースで積み重ねた確かさ。声の大きさではなく、自分に似合う選択を続けられた実績から生まれる。比較疲れから抜け出す手がかりのひとつ。

別名:quiet confidence